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前田豆コ・三崎了 二人展「Mana」

身体の伸縮により生まれる張りやシワの美しさを描く前田豆コと、初の作品展示となるグラフィックデザイナー三崎了の二人展を11月8日(火)より開催。


イラストレーター・アーティストの前田豆コとグラフィックデザイナーの三崎了は2022年11月8日(火)〜2022年11月15日(火)にTHE blank GALLERYで二人展『Mana』を開催します。



10年来の友人でもある二人が展示に向けた対話を重ねることで、それぞれの記憶に潜んでいたフェティシズムを参照した表現が行われました。


前田豆コは身体の伸縮により生まれる張りやシワの美しさに着目し、ふくよかな体型を描くイラストレーター・アーティストです。本展ではフェティッシュファッションからインスピレーションを受け、身体の美しさをより強調した作品を描いています。


三崎了はゴシックで耽美な世界観を得意としたグラフィックデザイナーで、デザインの延長として自ら挿画なども手がけています。初の展示会となる本展では、狛犬のような佇まいの仮面をつけた動物たちをモチーフに神秘的な作品を描いています。




ステートメント


言葉にまとめない方がいいことがある。頭の引き出しで整理せず、あえてそのままぼんやりと置いておく。三崎と話していると、記憶が薄れるくらい長く置いといたものの輪郭が見えてくる。


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社会人一年目、わたしと前田豆コは井の頭公園の裏手にある家でルームシェアをはじめた。自転車を買って来るね、と言って家を出たわたしは、おなかがピンク色の蛇を買って帰ってきたらしい。その経緯はすっかり忘れていたけれど、彼女が笑いながら他の人に話すのを聞いてそういえばそうだったなと思い出す。


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あなたが見ている私を見ている。自分すら忘れていた断片をすくいあげて。




プロフィール

前田豆コ

1993年東京都出身。2020年からイラストレーター・アーティストとして活動を始める。幼少の頃から習っていたモダンダンスやジャズダンスの影響で身体を使った表現に関心を持ち、身体の伸縮によって生まれる張りやシワの美しさに着目したふくよかな体型の人物を描いている。開放的なキャラクターたちがユーモラスに描かれる作品に海外からのオファーも急増。韓国でのアートフェア出展が決定するなど、その活躍を世界へと広げている。



三崎了

1993年静岡県出身。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業後、現在はグラフィックデザイナー、アートディレクターとして活動中。映画・演劇・音楽など幅広い分野のデザインを手掛ける中、PANTA(頭腦警察)「BACTERIA 2」のジャケットデザインにて挿画を担当する。それ以来、仮面をつけた動物のイラストレーションを制作している。





開催概要


前田豆コ・三崎了「Mana」


会期:2022年11月8日(火)〜2022年11月15日(火)

会場:THE blank GALLERY(〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-21-6 大崎ビル 3F)

開場時間:12:00~19:00 ※最終日のみ16:00終了

アクセス:JR山手線原宿駅 徒歩7分


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